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ノミの予防と治療 その2

最適なノミのコントロール方法

ノミアレルギーを持つ動物が症状を出さないようにするには100%ノミをコントロールする必要があります。ほんの1〜2匹のノミが寄生しても、全身がかゆくなったり、皮膚炎を起こします
昔からある、ノミ取り粉、ノミ取り首輪、ノミ取りシャンプーなどは、親のみを一次的に殺すだけで、環境にあるノミの卵(1匹が200個の卵を産む!)をコントロールできないため、完全なコントロールにはなりません。

  • 環境に落ちているノミの卵をコントロールできる製剤が最も効果的なノミの予防方法。
  • ノミが寄生する前から(出来れば1年中予防)

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ノミアレルギー性皮膚炎の特徴

尾の根本から背筋にかけての帯状の脱毛、炎症です。

ノミコントロール剤

動物病院用のノミ予防製品は非常に効果的にノミの予防・環境コントロールが出来る製品です。これらは、持続的にノミの寄生を防御し、なおかつ非常に安全性が高く、副作用などがありません。昔からある、ノミ駆除製品は主に「有機リン系」の農薬に分類され、毒性がありましたが、現在のノミ予防製剤はほとんど毒性が無く安心して長期間使用することが可能です。
1匹のノミが寄生すると、200個の卵を環境に落とし、次から次へとペットへ感染するのです。ノミの卵は、最大7ヶ月から1年間は、寒い環境でも越冬することが出来るのです。

ノミコントロール製剤の紹介

プログラム
1ヶ月1回の経口投与の錠剤(犬用)、液(猫用)及び6ヶ月に1回の注射液(猫用)
<注意>
内服薬は必ず食事後に投与してください。食事をすると分泌される胆汁に溶けて吸収されるため、空腹時に投与すると吸収が悪いためです。
猫用は、シロップ製剤で1ヶ月に一度内服します。やや飲ませにくいので、注射剤の方がお勧め。
システック(同時にフィラリア症の予防と消化管内線虫の駆除が可能/ルフェヌロン、IGR製剤)
1ヶ月1回の経口投与
<特徴>
この製剤は、ルフェヌロンというIGR製剤で、ノミの卵が孵化できなくする作用でノミをコントロールする薬です。残念ながら、親のみを殺滅する作用はありませんので、多数の寄生や年中外で生活するようなペットのノミコントロールにはやや効果が悪いのですが、毒性がほとんど無く安全な薬ですので、室内飼いのペットであまりひどくノミに感染しないような場合には最適です。
より優れた即効性で、ノミ・マダニをスピーディに駆除。フロントライン・スプレーは、犬や猫の体表に噴霧してノミやマダニを駆除するスプレー式。
フロントラインプラス(フィプロニル製剤)
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スポットオン(生後10週齢には不可)
スプレー製剤(生後8週齢には不可)
スプレー、滴下後2日間は、シャンプーはしないでください
フィプロニル(フロントライン)はノミ以外の節足動物にも効果がある殺虫製剤で、フィプロニルは「ダニ」にも効果がありますノミの成虫駆除とノミの卵や幼虫の発育の阻止が可能です。
フィプロニルは被毛に化学的に結合した後、毛根より皮脂腺に吸収され、スプレー製剤は、80日間95%のノミを殺滅する効果が持続します。2週に1回シャンプーをしても、1ヶ月間は効果が持続します
フィプロニルは、シャンプーをしても効果が落ちにくい性質を持っていますので、週1度程度のシャンプーであれば効果は落ちませんが、それ以上頻繁にシャンプーする場合は、使用頻度を増やしてください。スプレー製剤は、アルコールを基材としているため、猫の場合軽い副作用(アルコールによる)を起こすことがありますので、風通しの良い場所でスプレーをしてください。フィプロニル自体が副作用を起こすことはありません。
レボリューション(ミミヒゼンダニや回虫(猫)フィラリア症も予防可能/セラメクチン)
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月1回のスポット剤(滴下式)。投与後、速やかに皮膚から吸収され、2時間後には、シャンプーしても影響されません。
レボリューションは新しいマクロライド系駆虫薬であるセラメクチンを有効成分とした経皮投与の駆虫剤です。犬糸状虫だけでなく、ノミの成虫駆除とノミ卵の孵化阻害や殺ノミ幼虫作用の効果があります。生後6週齢から使用可能で、妊娠中や授乳中の猫でも安全性が高い製剤です。
簡単に滴下するだけで、ノミやミミヒゼンダニ、回虫(猫)をいっぺんに予防と駆虫ができる優れた製剤です
<吸収性>
レボリューション6%は、吸収型スポット剤です。投与後、速やかに皮膚から吸収され、2時間後には、シャンプーしても有効性は低下しません。