専門分野 Speciality

トップページ > 専門分野

減感作療法を受けたお友達の紹介

伊藤はなちゃん

伊藤ハナちゃんの減感作療法の経過

ハナちゃんは、2004年4月(1歳と5ヶ月齢)から重度のアトピー性皮膚炎に悩まされていました。
アトピーの治療の主役はグルココルチコイド製剤(副腎皮質ホルモン:プレドニゾロンなど)ですが、長期に連用すると治療効果以外の副作用が問題となります。
ハナちゃんも2010年8月までプレドニゾロン、抗ヒスタミン剤、必須脂肪酸をおよそ6年半の間断続的に、症状に合わせて増やしたり減らしたりしながら続けて投与していました。
しかし、副腎皮質ホルモンは食欲が亢進し、喉が渇く副作用があり、理想体重が10kg程度のハナちゃんは16kg以上にまで増えてしまいました。
このようなことから飼い主さんと相談の上、2010年8月から「減感作療法:アトピーに対するワクチン療法」を開始したところ、劇的に効果が認められ、現在では体重が11kg前後で、かゆみもほとんどなく、快適な生活を送れるようになっています。
減感作療法はお薬を使わずに、アレルギー症状を緩和する治療法で、多くの研究で70%以上に効果が認められますが、治療期間が9か月以上かかるため、あまり一般化されていませんが長期にアトピーで苦しんでいるワンちゃん、ネコちゃんは、一度試してみる価値は十分にあります。
たけうち動物病院
院長 竹内和義

アトピー症状が酷かった頃のハナちゃん

飼い主様よりコメント

去年のことを思えば、減感作療法は効いています。ステロイド剤の副作用で増えていた体重も(薬も飲むことなく食欲があるわりには)一年で4kg近く減りました。
はなちゃんも快適に過ごしています。